PR

まとめ買いは実は節約にならない?何を買うのが正解?

まとめ買いは実は節約にならない?何を買うのが正解? 生活

まとめ買いこそ賢い節約術と思っているあなた、もしかしたら間違っているかもしれません。

というのも「正しいまとめ買い」と、節約にならない「間違ったまとめ買い」があるんです。

安いからとつい買ってしまったり、まとめ買いした分たくさん食べてしまったり、使い切れずにダメにしてしまったり…。

これでは、節約どころか逆に無駄遣いになってしまいます。

…もちろん、私も何度も失敗ありです。

買う前に、本当に節約になっているのか、立ち止まって考えましょう。

何を買うのが正解なのか、正しいまとめ買いをするための参考にしてください。

そのまとめ買いは節約にならないかも!間違ったまとめ買いとは?

冒頭でもお伝えしましたが、間違ったまとめ買いとはどんなものかを詳しくご紹介します。

こんなまとめ買いをしているあなたは、節約できていないかもしれません。

安さを理由に必要ないものまで購入している

安いものをたくさん買っておけば、なんだか得した気分になりますよね。

セールや見切り品など、安いからといって予定外に2つ、3つ買ってしまったということはありませんか?

私は…もちろんあります!

ホットケーキミックスを買いに行った時、安くなっていたので1袋の予定を2袋まとめ買い!

結局使わずに、ストック置き場で寝かし続けてしまったという苦い経験があります。

安いからという理由でついでに購入してしまった予定外のものは、基本的には「予定外の出費」になります。

そのため、節約どころか、増えていくと家計を圧迫しかねません。

安さだけが購入する理由なら、一度立ち止まって「本当に必要か?」を考えましょう。

すぐに消費してしまえるものを買っている

お菓子などにありがちなまとめ買いです。

たくさんお菓子を買って、それを適量ずつ消費していくのであれば節約になります。

しかし、たくさん買った分だけ一回の消費量が多くなってしまっては本末転倒です。

ストックがあるというのは、ちょっとした欲求を手軽に満たせるということでもあります。

「ジュースはたくさんあるから、じゃんじゃん飲んでOK!」

「おつまみをたくさん買ったから、たっぷり飲める!」

これでは、消費量がただ増えただけですね。

結局すぐにまた購入する必要が出てきてしまい、節約になりません。

消費ペースが早まるだけのまとめ買いは、日々の贅沢を引き起こし、結局無駄遣いにつながってしまうのです。

使いきれないくらい買ってしまう

卵が安い、牛乳が安い、といった保存に向かない物のまとめ買いです。

結局悪くなったりして、使えずに捨てることに…。

私がよくやってしまうのは「もやし」です。

安いし何にでも使える!と思ってたくさん買ってしまうのですが…。

結局ほとんど使わずに冷蔵庫でドロドロにしてしまったという経験が、一度や二度ではありません。

消費期限が早いものほど、まとめ買いには適しません。

また、安いからという理由で新商品などに手を出すと、意外と口に合わなかったりしてこれも無駄になってしまいます。

ストックを把握せずに購入している

うっかり家にあるものを買ってしまったという経験はないでしょうか。

私は蕎麦つゆやうなぎのタレ、コチュジャンなどを、うっかり在庫があるのに購入してしまったことがあります。

時々しか使わないそれらが、冷蔵庫で邪魔になっていました。

まとめ買いをするなら、今家に何があって、何が必要なのかを知っておく必要があります。

食料品だけでなく日用品にしても、ストック期間が長引くことで劣化してしまう、といった無駄もあります。

せっかくのストックを無駄にしないよう、まとめ買いをする時は在庫管理をしましょう。

いかがでしょうか。

「安物買いの銭失い」という言葉の通りですね。

お得だと思って購入しても、それが予定外の出費になるようなら無駄遣いになる可能性があるのです。

上記のようなお買い物傾向がある人は、要注意です。

節約になるまとめ買いとは?何を買うのが正解?

まとめ買いをするメリットは、買い物の労力や交通費を減らせることです。

何度も買い物に出なくていいというのは、肉体的にも精神的にもいいことですよね!

また、セール品などを上手に利用すれば、安い価格で必要なものが揃えられます。

では、このメリットを活かすためのまとめ買いとは、何を買うのが正解なのでしょうか。

ポイントは「まとめ買いに向いているもの」「嗜好品の類は少なめに」「使う予定があるもの」です。

保存期間が長いものはまとめ買い向き

まず、まとめ買いに向いているものとは、保存期間が長いものです。

塩や砂糖、乾麺などがこれにあたります。

同じ食料品でも、たとえばお肉や魚など、冷凍保存するなどの方法で保存期間が伸ばせるものも、まとめ買いして良いでしょう。

一方、野菜や果物など劣化の早いものは、少なめにしておいた方が無難です。

また日用品なら、ティッシュや洗剤のような、保存期間で劣化しないものがいいでしょう。

ただし、保存期間が長い食品も、時間と共に味が落ちます。

まとめ買いはほどほどにしましょう。

嗜好品は危険

お菓子やジュースなどの嗜好品は、ストックがあると思うと欲が出てしまいます。

たくさんあるからいいや、とつい手が伸びてしまうようなものは少なめにしましょう。

「まとめ買い」「その都度買い」など、計画性を持とう

そして、一番重要なのが計画性です。

どういうペースでそれを使うのか、保存期間の間に使い切れるのかを検討して適量を買いましょう。

まとめ買いしても結局使わず、その都度買いの方が安かったな…ってことありますもんね。

毎日の献立を決めてから、というほど詳しく決める必要はありません。

だいたいでいいので、一食で使う量は見当をつけておくと良いでしょう。

在庫がどれくらいあるかを把握しておくのも、計画性のうちです。

どんなに安くても、今必要ないものは買わない勇気も、時には必要です。

まとめ

どんなに安くても、まとめて買うのが便利でも、必要ないものまで買ってしまっては節約にはなりません。

本当に必要なものを購入することが、まとめ買いのメリットを一番感じられる買い物です。

今必要なのか、どのくらいで使い切れるのかを考えて、無駄のないまとめ買いをしましょう。

在庫を把握したり、計画を立てるのがめんどうなら、まとめ買いではなく、その都度買いの方が節約になるかもしれませんね。