家事を夫婦のどちらかが負担するというのはナンセンスな時代。
それでも、まだまだ家事は女性の仕事と考えられがちなのが現実です。
正社員やパートなど働き方は様々でも、家事の負担だけは女性の悩みの種になってしまいます。
わが家の経験を元に、仕事をしながら無理せず家事をこなすための方法として「家電に頼る」「家族に頼る」「準備をして時短する」という3つの方法をご提案します。
仕事と家事の両立できない!と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
目次
めんどくさい家事ランキング上位の食器洗いと洗濯は家電に頼る!
仕事と家事の両立のための対処法1つ目は「家電に頼る」です。
めんどくさい家事ランキングでも上位にくるのが「食器洗い」。
手間がかかる上に確実に毎日しなくてはならない、厄介な家事です。
食洗機を導入しよう
もし食洗機を置く場所があるなら、真っ先に購入すべきは食洗機です。
専業主婦の場合はこまめに皿洗いをすることも可能ですが(もちろん面倒くさいですが)、共働きとなると溜まったお皿をまとめて洗うことになりますよね。
こまめに洗えれば、一回の洗い時間と乾燥時間はたいしたことありませんが、まとめてとなるとなかなかの大仕事。
私は結婚してすぐの頃、食器乾燥機だけは持っていたので使っていました。
それでも時間はかかるし、シンクは水浸しになるし、乾燥機にセットするまでに床に水が滴ってその後の掃除も面倒でした。
食洗機なら、ある程度の汚れを流しておけば、洗いから乾燥までボタンひとつで片付きます。
家族の人数が多く、洗い物が多いという人は「寝ている間と仕事に行っている間の2回」。
私は家族が少ないので「寝ている間の1回だけ」で事足ります。
洗濯乾燥機もおすすめ
もう一つ、めんどくさい家事ランキング上位の家事をあげるなら「洗濯」です。
場所が許すなら、ドラム式洗濯機で乾燥までできるものを選びましょう。
洗濯は、干すことも考えると昼間にやっておくのがベストですよね。
でもそのためには朝の忙しい時間に洗濯機を回し、干して仕事に行かなければなりません。
家族の朝食作りに自分の朝の身支度、それに加えて洗濯もとなるとかなりの負担で、仕事に行く前に疲れ切ってしまいます。
洗濯機で乾燥までしてしまえるとなると、仕事に行く前にセットしておけば帰ってくる頃には終わっています。
うっかり忘れてしまっても、寝ている間に片付けることも可能です。
洗濯物からお日様の匂い、とはいきませんが、無理なく清潔な洋服を着ることができます。
毎日必要で、家電に頼れる大きな家事といえば「食器洗い」と「洗濯」。
これらから解放されれば、日々の面倒臭さは格段に減ります。
ちなみに、我が家はこの二つの家電を導入し、夫婦喧嘩がめっきり減りました。
妻が楽してご機嫌なのが、家族みんなにとってもとてもメリットがあるということをしっかり主張して、食洗機とドラム式洗濯機を導入しましょう。
名もなき家事って多すぎ!細かい家事は家族を頼ろう
仕事と家事の両立のための対処法2つ目は、細かい家事を家族にもやってもらうということ。
本当に家事に嫌気が差す瞬間は「名もなき家事」をしている時ではないでしょうか。
たとえばトイレットペーパーの交換・補充やボディソープ、シャンプー、コンディショナーの詰め替え、各所に設置された手拭きタオルの交換などなど。
家事はそういうちょっとした、でも確実に面倒くさい作業の積み重ねです。
日々の生活は、このような細やかなところをやってくれる人がいるからこそ成立しています。
これらの家事には名前がついておらず、家族にも認識されにくいもの。
名もなき家事と呼ばれるようになりましたよね。
やっているのに見えてないとか、単純に面倒くさいとかでこれらの家事が嫌になり、だんだん家事全般が嫌になっている…。
という人も多いのではないでしょうか。
わが家のルールを作る
名もなき家事って多すぎですよね。
私は、名もなき家事こそ家族にやってもらうといいと思います。
例えば、
- トイレットペーパーの交換・補充は使い切った人が行う
- ついでに、トイレットペーパーの補充をした人がトイレの手洗いのところをティッシュで拭き取る
など。
ルール付けをするだけで、トイレ掃除の工程が一個減ります。
このような「ついでルール」を設けて、細かい家事を認識してもらう、やってもらうというのが重要です。
ボディソープの補充をした人がシャンプーやコンディショナーの状態を確認し、減っていたら補充しておくようにする。
ハンドソープの補充も同様に、使い切った人が補充。
風呂場のスイッチプレートや細かいところに溜まったホコリや汚れは、最後にお風呂に入った人が掃除して出る。
などなど、細かい「自分ちルール」を設けてタスクを分散することで、名もなき家事の負担を減らしましょう。
「自分だけの負担じゃない」と思えれば、気持ちがだいぶ楽になるのではないでしょうか。
料理は休日に準備して時短!
仕事と家事の両立のための対処法3つ目は、料理を休日に準備しておいて時短するというものです。
お味噌汁の具にしたり、サラダにしたり…。
野菜のカットは、料理の工程の中でかなりのウェイトを占めています。
前もってカットしておけばすぐさま使えるのでとても便利ですよ!!
付け合わせのキャベツの千切りやちょっとしたサラダ、野菜炒めの野菜など、前もって切っておけるものは休みの日に一気に切っておきましょう。
たとえばキャベツなら、千切りしてサッと水にさらし、水気を切って冷凍保存できます。
酢漬けにしておけば冷蔵庫で保存できます。
根菜や青菜などはカットして小分けにし、冷凍保存しましょう。
基本は加熱調理に向きますが、青菜は自然解凍で生食もできます。
レタスや白菜などはカットして水気をとり、空気に触れないようにして冷蔵保存しましょう。
いずれにしても、表面の水分をしっかり取り除き、空気に触れないようにするのがポイントです。
キャベツや白菜などの大きめの野菜は、そのまま保存するには場所を取りますよね。
でも、カットしておくと冷蔵庫の整理にもなって一石二鳥です。
カット野菜は、朝食作りやお弁当作りにも重宝しますので、ぜひやってみてくださいね。
気力がない時はミールキットを試してみてもいいですね。
まとめ
家事と仕事の両立は、一人だけで悩むことではありません。
自分だけ負担が大きいと思いながら暮らすのは、仕事の能率にも影響するかもしれませんし、何より心も辛いですよね。
家族の支え合いも、新しい形に変化してきている時代です。
家族やパートナーと、人生の喜びも楽しみも負担も分け合いましょう!